こんにちは、FP安積（あさか）です。
この度、自衛官の皆様とそのご家族の「お金の不安」に寄り添う専門FPサイトをオープンいたしました。記念すべき最初の記事として、今回は多くの自衛官の方が抱える、漠然とした「お金の不安」の正体と、その解消のために今できることについてお話ししたいと思います。
１．なぜ自衛官は「お金の不安」を抱えやすいのか？３つの視点
自衛官の皆様は、国民の安全を守る崇高な任務に就いていながら、実は一般の会社員とは異なる、特有の「お金の不安」を抱えやすい状況にあります。
(1) 若年定年制がもたらす「人生の空白期間」への不安
自衛官のキャリアの大きな特徴は、階級に応じた若年定年制です。特に多くの陸海空自衛官が55歳で定年を迎え、その後再就職を経験します。自衛隊員である事務官や技官は60歳定年ですが、多くの自衛官は一般の会社員より早く、人生の大きな転機を迎えることになります。
- 年金受給までの空白期間: 定年から公的年金の受給開始（原則65歳）までの数年間、収入が不安定になることへの不安は尽きません。
- 再就職の不確実性: 再就職先の収入や安定性が見通せないことも、将来設計を難しくします。
- 退職金の使い道: まとまった退職金を、どのように運用し、残りの人生でどう守り育てるか、悩む方も多いでしょう。
(2) 転勤や単身赴任が常態化する「家計管理の複雑さ」
陸上自衛官は、全国への転勤が避けられません。海上自衛官や航空自衛官も、勤務地や任務によっては頻繁な異動や長期の単身赴任が発生します。
- 住居費や生活費の変動: 転勤のたびに住居が変われば、家賃や住宅ローンの見直し、引っ越し費用などが常に発生します。
- 単身赴任と二重生活: 家族帯同が難しい場合、二重生活による家計の負担が増大します。
- 家族のキャリア形成: 配偶者の仕事や子どもの学校など、家族のライフプランにも影響が及び、家計全体での見通しが立ちにくくなります。
(3) 専門性が高いが故の「情報格差」
自衛隊は非常に特殊な組織であり、その給与体系、手当、共済制度などは一般にはあまり知られていません。
- 自衛隊特有の制度の理解不足: 共済貯金、各種手当（例えば航海手当やPKO手当など）、団体保険といった制度は非常に有利なものもありますが、そのメリットを最大限に活かせている方は多くありません。
- 相談相手の不在: 周りに同じようなキャリアの人が少なく、かつデリケートなお金の相談を気兼ねなくできる相手がいないと感じる方も少なくないでしょう。一般のFPでは、自衛隊の特殊性を理解してもらえないのではないか、という不安もあるかもしれません。
２．私自身が経験した「お金と人生の不確実性」
私自身、これらの自衛官特有の不安を抱えながら現役時代を過ごしてきました。そして、陸上自衛隊の看護官としての経験、そして退職後に民間の看護師として働く中で、さらに人生の「もしも」に直面しました。
近年、私自身が希少がんを患い、現在手術を待機しています。 この経験は、私にとって人生観を根底から揺るがすものでした。
医療費、治療期間中の収入減、そして何よりも健康というかけがえのない価値。この経験を通じて、「お金の備え」がいかに重要か、そしてそれが単なる貯蓄ではなく「人生を守るための安心の源」であることを、身をもって学びました。
同時に、FPとして、NISA、iDeCo、不動産投資、相続といった様々な資産形成や手続きを私自身も実践してきました。これらの「生きた経験」があるからこそ、お客様のどんな悩みにも、机上の空論ではない、現実的で具体的なアドバイスをお届けできると信じています。
３．「漠然とした不安」を「確かな安心」に変えるために、今すべきこと
「お金の不安」を解消するための第一歩は、その不安の「正体」を知ることです。漠然とした不安は、実は具体的な課題に分解できます。
- ライフプランの可視化: まずは、将来の収入と支出、ライフイベントを具体的に書き出してみましょう。若年定年後の再就職収入、子どもの教育費、住宅購入のタイミングなど、漠然としたものを数字に落とし込むことで、不安の輪郭が見えてきます。
- 自衛隊特有の制度の再確認: あなたが利用できる共済貯金や各種手当、保険制度など、知っているようで知らない制度のメリットを最大限に活用できていますか？
- 専門家への相談: 一人で抱え込まず、専門家に相談することです。特に、自衛隊の特殊な環境を理解しているFPであれば、あなたの状況に合わせた最適なアドバイスが可能です。
私、FP安積（あさか）は、元陸上自衛隊看護官のFPとして、あなたの経験や状況を深く理解し、顔出し不要、文章でじっくりと相談に乗らせていただきます。
あなたの漠然とした「お金の不安」を、確かな「安心」と「未来」に変えるための一歩を、私と一緒に踏み出しませんか？
まとめ
- 自衛官の「お金の不安」は若年定年、転勤、情報格差が主な要因。
- 私の実体験（自衛隊、看護官、闘病、投資・相続）が、お客様への真の共感と具体的な解決策に繋がる。
- 不安解消の第一歩は「可視化」と「専門家への相談」。
まずは無料相談から
あなたの悩み、私に聞かせてください。
ご相談内容がまとまっていなくても、お気軽に！