自衛官の団体保険、本当にお得?メリットと誤解をFPがやさしく解説

自衛官の団体保険、本当にお得?メリットと誤解をFPがやさしく解説

団体保険、なんとなく入ったままになっていませんか?

自衛官として入隊した当初、よくわからないまま「とりあえず満口で加入しておいて」と言われて契約した——
そんな記憶がある方、多いのではないでしょうか。

そのまま見直す機会がないまま、結婚・出産・退職とライフステージが変わっても「満口のまま」になっていることは少なくありません。

団体保険のメリットとは?

✅ 掛金が割安で家計にやさしい
✅ 健康状態にかかわらず入りやすい
✅ 年1回の還付金制度がある
✅ 手続きが簡単(給与天引きで完結)
✅ 収入保障・医療保障など実用的な内容が揃っている

共済を通じた団体保険は、コスパに優れた「備えの第一歩」として有効です。

還付金=“お小遣い”? その考え方に注意

実際、団体保険の還付金を「臨時ボーナス」や「自由に使えるお小遣い」と捉えている方も少なくありません。

・飲み会や趣味に使う
・家計に入れず個人口座で管理
・還付金の存在を配偶者が知らない

こうした傾向があると、本来の「保障」という目的が薄れてしまいます。

満口加入のままで大丈夫?

・加入したのは10年以上前の話
・自分の必要保障額を計算したことがない
・民間保険とダブっていても気づいていない

これらに心当たりがある方は、ぜひ一度見直しをオススメします。
「満口=安心」というイメージは、思い込みかもしれません。

団体保険のよくある誤解とリスク

誤解実際には…
満口にすれば還付金が多いからお得必要以上の保障でムダな保険料を払っている可能性も
民間保険より団体保険の方が全部お得保障内容が古く、公的制度と重複していることも
加入しているから安心配偶者が内容を知らず、請求漏れになることも
掛け捨てはもったいない公的制度+団体+必要最低限の民間保険が理想的

自衛官家庭におすすめの考え方

保険は「収入」と「家族」を守る道具
公的制度・団体保険・民間保険の役割を整理
定期的に保障内容を見直す(家族構成の変化ごとに)

保険のことを「面倒」「わからない」で終わらせず、
ライフプラン全体を見据えた選び方をすることが、
家族にとっての“真の安心”につながります。

あなたの保険、いまの生活に合っていますか?

✔ 保険料の内訳や保障額を把握していますか?
✔ 団体保険と民間保険のバランスは取れていますか?
✔ 配偶者もその内容を理解できていますか?

「何となく」で入りっぱなしになっている方こそ、
いまが見直しのタイミングです。

保険の見直し、気軽に相談してみませんか?

FP安積(あさか)は、自衛官とそのご家族に向けて、
中立的な立場から保険の整理・見直しをご案内しています。

・無理な勧誘や営業は一切なし
・まずは今の保障を“見える化”してみましょう

ご相談内容がまとまっていなくても、お気軽に!