自衛官の保険、見直す前に知ってほしい「5つの誤解」

自衛官の保険、見直す前に知ってほしい「5つの誤解」

団体保険に入ってるから大丈夫?

家族の未来を守るつもりが、実は“思い込み”で損しているかもしれません。

「団体保険に満口で入っているから安心」
「毎年還付金があるからこのままでいい」
――そんな声を、多くの自衛官・ご家族から聞いてきました。

でも、ちょっと待ってください。

✔️ 本当に必要な保障がカバーされていますか?
✔️ 保険の内容、あなた自身が把握していますか?

国家資格FPとして、そして自衛官の家族をもつひとりとして、
“あるあるの誤解”を放置した結果、後悔する方を何人も見てきました。

よくある5つの誤解とその対策

誤解①|団体保険だけで十分だと思っている

団体保険は「安くて保障が厚い」のが魅力ですが、
実際には加入上限があり、遺族年金や保障が十分とは限りません

見直しポイント

必要な保障額を一度“見える化”してみましょう。

誤解②|満口契約していれば安心

「満口」という言葉の響きだけで満足していませんか?

実は多くの方が、「満口=最大限安心」と思っていても、
保障の中身や適用条件を把握していないことが多いんです。

見直しポイント

「何が・どこまで」保障されるかを確認するだけで、安心感が変わります。

誤解③|保険に多く入っているほど得だと思っている

年末調整で保険料控除を意識して、
「とりあえずたくさん入っておけばいい」という考え方も…。

でも、それって本当に家計に優しいのでしょうか?

見直しポイント

「控除額」よりも「保障の目的」で設計することが大切です。

誤解④|還付金があるから変えたくない

団体保険には魅力的な“還付金制度”があります。
でも、それに引きずられて、必要な見直しを放置するのは本末転倒です。

見直しポイント

保障の「質」と「金額」のバランスを比較しましょう。

誤解⑤|民間FP=保険を売りつけられるから怖い

「相談したら絶対契約させられるんじゃ…」
そう思って相談を避けてしまう方も少なくありません。

でも最近は、売らないFP=中立的にアドバイスをする専門家も増えています。

見直しポイント

事前に“中立”か“営業目的”かを確認できるFPを選びましょう。

「国民皆保険があるから安心」は本当?

日本は「国民皆保険制度」によって、誰でも公平に、一定の医療を受けられる仕組みがあります。
中でも「標準治療」は、科学的根拠に基づいて定められた、最も信頼できる治療法です。

標準治療=“保険診療の中で最も効果が期待できる”ということ

先進医療という言葉が注目されがちですが、
「標準治療」は“普通”ではなく“最良”の医療です。
例外的なケースで先進医療が選ばれることはあっても、必須ではありません。

それでも“備え”が必要な理由は?

公的保険だけではカバーしきれない部分があります。

  • 働けなくなったときの収入減
  • 長期療養に伴う生活費
  • 遺された家族の生活費・教育費
  • お葬式代やローンなどの支出

私の考え|貯蓄型保険は原則不要、掛け捨てで効率よく備える

保険は「万が一」に備えるもの。
将来の資産形成や貯蓄は、保険とは別軸で考えるのが基本です。

  • 保険で“貯める”のではなく、“保障に限定して安く備える”
  • 生活防衛資金やiDeCo・NISAなど、目的に合った制度を活用する
比較項目掛け捨て保険貯蓄型保険
主な目的保障を得る保障+貯蓄(資産形成)
保険料安い高い(数倍になることも)
返戻金なしあり(ただし途中解約で元本割れあり)
柔軟性見直ししやすい長期契約で変更しにくい
家計への負担少ない大きい(教育費・住宅ローンと重なると圧迫)
私の考え✅ 効率的で本当に必要な備え方⚠️ 原則不要。貯蓄は他の制度で

保険は「備え」であって「貯める」ものではありません。
資産形成はNISAやiDeCoなど、目的に合った制度で行うのが本来の姿です。
将来後悔しないためにも、“目的に合った設計”が必要なのです。

最も大切なのは「自分に本当に必要な保障を知ること」

年齢・家族構成・持病の有無・収入状況…
必要な保険は、ひとりひとり違って当然です。

一律の「おすすめ保険」ではなく、
“わが家にとって最適な設計”を一緒に考えていきましょう。

保険を見直すときの3つの視点

①必要な保障額を把握する

現在の年齢・家族構成・収入・持ち家の有無などによって、必要な保障額は人それぞれ。
「なんとなく加入」ではなく、今のライフスタイルに見合った保障があるかを可視化しましょう。

②団体保険・民間保険・公的制度を“セット”で考える

団体保険だけに頼らず、民間保険や遺族年金・共済制度とのバランスを考えることが大切です。
それぞれの保障の“穴”を補う設計が、もっとも合理的な備え方になります。

③中立な視点で比較する

どの保険が「いい・悪い」ではなく、「あなたの暮らしに合っているか」が重要。
保険を売る人ではなく、“暮らしに寄り添う人”に相談することで後悔のない選択ができます。

あなたはいくつ当てはまりますか?

以下のチェックに1つでも当てはまったら、
一度立ち止まってみるタイミングかもしれません👇

✅ 保険に入っているけど内容は覚えていない
✅ 還付金が出てるし、今のままでいいと思っている
✅ 配偶者には「保険のことはわからない」と言われている
✅ FP=勧誘されそうで不安
✅ 自衛官特有の制度に合った設計をしたことがない

「相談してよかった」と思ってもらえる時間を。

私は“売らないFP”として、
本当に必要な保険・将来のお金の不安について一緒に考える伴走役です。

  • 無理な勧誘は一切なし
  • 文章での対応でじっくりと何度も読み返せる
  • ご希望があれば、団体保険の見直しも一緒に確認します。

▶ 無料相談はこちらからから!

メール2回まで無料です


よくある質問|自衛官家庭の保険

Q1. 保険の内容、実はよくわかっていません…
多くの方が「入隊時に言われるまま満口加入」「内容を把握していないまま放置」という状況です。まずは現在の保障を“見える化”することから始めましょう。
Q2. 団体保険と民間保険、どっちがいいの?
団体保険は割安で加入しやすく、民間保険はカスタマイズ性があります。組み合わせと目的整理がカギです。
Q3. 還付金があるなら満口がお得なのでは?
還付金は「余分に払った保険料の一部が戻る」もの。必要以上の保障でムダが出ている可能性もあります。
Q4. 配偶者が保険の内容を知らなくても大丈夫?
いざという時、手続きするのは家族。保険の種類や請求先を共有しておくことが重要です。
Q5. 掛け捨て保険って損ですか?
掛け捨ては「必要なときだけ最低限の費用で備える」コスパの良い選択。残りは貯蓄や投資に回せます。

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